トイレのリフォームと言えば、和式を洋式にするとか、ウォッシュレットを取り付けるというのがすぐに思いつきます。
勿論、それで便利かつ快適なトイレになればいうことはありません。
ただ、ここではトイレそのものについて再考し、リフォームの参考にして頂きたいと思います。
トイレというのは孤独な場所です。
少なくともトイレにいる時は、大抵一人ぼっちです。
周りに人がいないということは、高齢化の時代には気をつけなければなりません。
つまり、十分な安全対策が必要だということです。
トイレのドアは、原則外開きです。
万が一中で倒れた場合、内開きだと倒れた人が邪魔になってドアが開かないことがあるからです。
トイレ掃除のことを考えても、引き戸や外開きは掃除がしやすい利点もあります。
となれば、トイレには1畳分のスペースが欲しいものです。
そうすれば手すりも余裕で付けられます。
リフォームをするなら、このスペース確保も十分に念頭に置いておくのが良いでしょう。
更に、細かいことですがドアの取っ手はレバーハンドルがいいです。
握って回転させるのは結構滑りやすく力も必要なものです。
レバー式でしたらほとんど力が要りません。
また、トイレは夜中にもお世話になるところです。
暗いままでトイレを探し当てる時に、躓いたり転んだりの無いように、フットライトをつけておくのもいいでしょう。
足元を照らしておけば安心ですし、今のLEDなら照明代など僅かのものです。
さて、トイレの便器です。
やはり値段に応じた値打ちですね。
トイレの便器については高価なものほど見た感じも使いかっても掃除も楽です。
タンクレストイレが主流になってきているのは、便器自体がシンプルで掃除がし易く汚れもたまりにくいものです。
タンクスペースが無いだけで随分と広い感じで、ゆっくりと用を足せるのもいいです。
そこならトイレに行って満足感を味わえます。
リフォーム時には是非とも頭の片隅に入れておいて、清潔感が高く快適で安心なトイレに変身させてください。
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